セミナー

特別開催! スキルアップセミナー

第74回《貸し切り》新感覚劇場型レストランにて伝統芸能「能」を間近で嗜む

セミナーレポート

東京・日本橋「コレド室町2」内に位置する「水戯庵(すいぎあん)」は、
日本の伝統芸能を間近で鑑賞することができ、また身近に感じることができる
新しいスタイルのレストラン&ラウンジです。
この度、『こちら秘書室』でこの「水戯庵」を貸し切りにし、
伝統芸能・能の鑑賞セミナーを開催しました!

中央に設置された能舞台を囲むように席が配置されており、
わずか数メートルしか離れていない席では
役者の足踏みから、その息遣いも感じられるほどの臨場感です。

当日は、実際に通常「水戯庵」で行われている公演の流れをベースに進められました。
「なんとなく、敷居の高さを感じる……。」
「歴史や知識がないと、楽しめないのでは?」
そう思われがちな伝統芸能を身近に感じてもらえるようにと、
「水戯庵」では、伝統芸能や当日の演目の解説を交えながらの公演になっています。

今回のセミナーも同様、分かりやすい解説とともに
能に欠かせない「面付け」、演目「玉葛(たまかつら)」が披露されました。
内容や背景を理解した上で鑑賞することで、役者の動作に隠された意味合いを
想像することもでき、より能を身近に感じることができるのだと痛感!

初心者はもちろん、事前リクエストによっては通訳も手配可能とのことなので
「海外からのゲストを連れてきたい!」と話す参加者の方もいらっしゃいました。

公演後は、秘書同士、そしてお店の方との交流をお楽しみいただきました。
演目の感想を交換したり、趣ある店内をじっくりと見て回ったりと、
さまざまな所で話に花が咲いていました!

大好評だった今回のイベント。ぜひ、参加者のコメントもチェックしてくださいね♪


能 金春流  演目:玉葛 シテ:本田芳樹

資料写真

参加した秘書からの声

  • 今まで接する機会がなかった能に触れることができ、貴重な機会になりました! わかりやすい解説があり、思っていたよりも能を身近に感じることができました。店舗の雰囲気や席からの舞台の様子など、今後の活用に役立ちそうです。(秘書歴2~3年未満)

  • オープン以来気になっていたのですが、なかなか自力では下見がしづらく、今回の貸切での体験はとても魅力的でした。初心者にも海外の方にも楽しんでいただけそうだと確信したので、自身をもってボスにお店を薦めることができそうです。(秘書歴5~10年未満)

  • 店を訪れ、自らが体験する、という機会は貴重なので、こういった機会はとても役立ちます。店までの導線、雰囲気、舞台と席の距離など具体的に気になることを知ることができ、実際に今後ご案内する際のシミレーションができました。(秘書歴5~10年未満)

  • 演者の息遣い、着物の擦れる音まで聞こえ、やはり生で見ると迫力が違うな、と感動しました。日本文化に興味をもっておられる海外ゲストも多く、いつもご案内する場所に悩んでいたのですが、候補が一つ増えました。(秘書歴10年以上)

講師 水戯庵

水戯庵

「水戯庵」は、日本最古の芸能である「能楽」をはじめとする日本の伝統芸能が愉しめる空間で、
日本を代表する寿司、お酒、甘味を五感で味わうことができる新感覚の劇場型レストラン&ラウンジです。

アート展覧会「アートアクアリウム」や伝統産業を現代アートにかえる展覧会「江戸桜ルネッサンス」を手掛けた木村英智が伝統工芸や伝統産業、そして伝統芸能の魅力を新たな手法で表現したいという想いからオープンしたお店が「水戯庵」です。

「日本を嗜み愉しむ」を基本コンセプトとし、店内は日本が誇る伝統工芸の要素を取り入れた室礼となっており、粋で艶やかな和の空間が広がります。
能や狂言、日本舞踊を始めとする伝統芸能が毎日繰り広げられており、様々な芸能を代表する各流派が日替わりで出演する、日本でも唯一の場所です。

20:30以降のラウンジタイムは気軽に立ち寄れるバースタイルの営業となります。
専属の女性演者「百川芸納言」が毎晩出演し日本の「宴」を演出しておりご歓談・お食事をお召し上がりいただきながら、舞台を楽しめるようになっております。

開催概要

開催日時 2019年8月17日(土) 11:00~13:00 予定
開催場所

水戯庵

東京都中央区日本橋室町2-5-10 B1F(コレド室町2) 地図

参加人数

50名様