【ボスとの参加もOK!】 特別研修
鎌倉時代・建長初頭に創建された、北鎌倉「建長寺」。
境内には多くの国宝が残されており、その長い歴史を物語っています。
今回は、そんな歴史ある建長寺で開催された、「こちら秘書室」初の日曜開催となる
スキルアップセミナーの様子をレポートします。
集合は、朝の9時。境内に入れば、気が引き締まるような、凛とした空気が広がります。
セミナー第1部は、境内をぐるりと回りながら、建長寺の住職・村田僧侶より
建長寺創建の歴史、それぞれの文化財にまつわる背景やその重要性をご説明いただきました。
通常ではお伺いできないような細かな謂れや想いをお伺いし、
参加した秘書の皆さんの顔つきも、真剣そのもの。
第2部は、1時間弱に渡る「坐禅」。
無意識にマルチタスクを必要とされる多忙な日常から一度開放され、
坐禅という一つのことに集中する『無』の時間を過ごします。
「座禅に集中した後は気持ちが落ち着いて、どっしり構えられているように思いました。仕事中、あれこれ常に何かを考え気を回しているので、ただ座禅を組むことだけに集中している時間は、とても心地よかったです」
という声も。
そして最後は、精進料理を皆さんでいただきました。
当たり前のように口にしている「いただきます」「ごちそうさまでした」という言葉の
本質を説法いただき、改めてその大切さを実感された秘書の皆さん。
食事中、一口ひとくち、ぐっと背筋を伸ばし、丁寧に召し上がっている姿がとても印象的でした。
セミナー終了時、どこかすっきりとした顔つきに変わった方や、
充実した時間を過ごせたとのコメントが多かった、今回の体験型セミナー。
ぜひ、参加した皆さんのコメントも見てみてくださいね!
日々スイッチがONになっていること、そして心を落ち着かせてスイッチをOFFにする必要があることに、
改めて気づくことができました。とても貴重な時間を過ごせました。
普段の生活ではなかなか体験できない内容で、とても穏やかな時間を過ごすことができました。
心を落ち着け、本質を見つめる時間を持てたのは貴重な体験でした。
座禅を初めて体験したのですが、じっくりと自分と向き合う時間の大切さに気付くことができました。
なんだか心が浄化された気がします。
個人で参拝しても、建長寺の詳しい歴史を聞いたり、座禅の体験はできないので、とても良い機会でした。
精進料理をいただく際の説法で、いつも自分が何気なく口にしている言葉の大切さを学ぶことができました。
臨済宗建長寺派・大本山建長寺 総務兼内務部長
臨済宗建長寺派長松寺住職
全日本仏教会 第32期代議員