現役秘書の皆さまの業務にお役立ていただくために開催している「こちら秘書室」スキルアップセミナー。
今回は、東京と大阪、2日間に分けて開催された「印象は2秒で決まる！ カリスマが伝授する、ボスとあなたのイメージアップ術」のレポートをお届けします。
講師は、国際イメージコンサルタントである神津佳予子先生。

皆さんは、「なんとなくこのデザイン、色が好き！」と、直感でモノを手に取ったり、購入したりすることはありませんか？
「人も同じ。どんなに実力者で人格者でも、それを外見と一致させなければ、その魅力は相手には伝わっていないと同じなんです！」と神津さん。
ここで言う外見とは、服装はもちろん、表情や姿勢、話すタイミングなど、第一印象としてキャッチできる要素のこと。なんと人は、初対面の相手に、2秒間で40以上の要素を処理しているそうなんです！

セミナー冒頭では、お互いの第一印象を、背中に掛けたボードに書き合うワークを実施。ほぼ初対面の秘書の皆さんは、服装やヘアメイク、姿勢や表情など『その場で感じた印象』をお互いに書き込んでいきます。「落ち着きがある」「ほんわかしている」「明るい」……など、自分が他人に第一印象でどう思われるのかを再認識する中で、意外な表情をしている秘書の方も。

ボスを含め秘書の皆さんだからこそ、「こうなりたい」「こう見られたい」という“魅せる自己ブランディング”を常に意識することが大切。「スマートに見せたい」「エレガントに見せたい」など、シーンや目的にあった服装やカラー、小物の取り入れ方を細かく講義いただき、神津さんが過去に担当したクライアント例のビフォーアフターには驚きの声が上がりました！

東京会場には、ボス同行で参加いただいた方も。実際にデモンストレーションにご協力いただき、様々なタイやチーフを合わせることで、印象には大きな変化が！

「昔から日本では、『外見より中身』という言葉が定着していますが、グローバル化が進む現代では、それだけでは通用しない機会が多くあります。特にボスは、会社の顔。ボスに恥をかかせないようにアドバイスをしたり、そのボスをサポートする秘書の皆さん自身が自己ブランディングすることも、とても大切なことなんです。」

神津先生の熱いメッセージ、秘書の皆さんにもしっかりと伝わったようです！