新年度がはじまってもうすぐ2か月。
5月のスキルアップセミナーは、初心に立ち返ることのできる内容でお届けしました！

今回の講師は、
株式会社エトワールフィクス代表取締役の髙木明子さんにお越しいただきました。
髙木先生は、外資系企業で秘書として勤務したのち、独立。
外資系秘書の経験から、ビジネス英会話スクールの運営や講師も担当しており、
さらに、オンラインサロンやネットラジオ「秘書道RADIO」のパーソナリティーなど、
幅広くご活躍されています。

「私は秘書として仕事がしたくて、就職活動のときから秘書がやりたいです！ と言い続けてきました」と笑顔で語る髙木先生。
秘書というお仕事が好きで、秘書という仕事に誇りをお持ちであることが伝わります。
秘書として多くの経営者を支える業務をする中で、
「自分には会社の中だけでなく“社会”の中にも秘書として貢献できることがあるはずだ……」と思うようになり、
「これからは会社の外で秘書として生きていきたい。秘書の役に立つような仕事がしたい」という思いで起業。
今では、“社長”と“秘書”両方の立場からさまざまなお仕事に取り組まれています。

今回のセミナーのテーマはズバリ「AIにとって代わられない秘書」！
多くの企業でDX化が推し進められ、
さまざまな業務でもAIを活用することが増えてきています。
便利な時代になった一方で、私たちへの仕事への影響も少なくありません。
そこで今回は、
・秘書が貢献している業務領域
・経営者が秘書に求める3大○○力
・AIの出現による変化
・未来を生き抜く秘書の条件
のテーマでお話しいただきました。

今回のセミナー開催にあたり、髙木先生は各界の経営者に
“秘書に期待すること”をインタビューしてくださったそうです。
経営者が口をそろえて明言した“秘書に求める3大○○力”はこちらです！

組織への主体的な貢献：提案力
経営者に対するサポート：寄り添う力
組織の雰囲気作り：コミュニケーション力

とくに、コミュニケーション力については“慮る気持ち”が重要ですよね。
秘書の皆さんもさまざまなシーンで発揮していらっしゃると思いますが、
秘書の持つコミュニケーション力は社内外で強く求められているんです。

コロナ禍以降のニューノーマルな働き方が浸透したこともあり、
秘書の皆様へのアンケートでは
「AIの普及で、秘書という仕事がなくなってしまうのでは」
という不安の声が多数寄せられました。
実は、これは秘書の仕事に限った話ではありません。
多くの業界や職種において、急激に変化の波が訪れています。

ただ、人間ならではの心が通じ合うコミュニケーションは、AIではできません。
「大切なのは、未来を汲みとる勇気と慮る心」と語る髙木先生。
「相手を慮ったり気遣ったりなどはAIではできないこと。」
という髙木先生の一言で、自信を持てた参加者の方も多いのではないでしょうか。

AIと対立するのではなく、AIと手を取り合って、
お互いの苦手分野を補い合って、秘書としての価値を高めることが大切です。
秘書業務に悩みや迷いがあった方も、髙木先生のセミナーで前向きになるきっかけ作りができたのではないでしょうか。
チャットでの質問や発言もたくさんいただき、皆さんの“秘書の情熱”を強く感じた90分間でした。髙木先生、参加秘書の皆さん、ありがとうございました！

「こちら秘書室」では、今後も秘書の皆さんの業務に役立つ情報発信をはじめ、
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