先日、スキルアップセミナーの特別編として、
日本酒『獺祭』で知られる、旭酒造株式会社による試飲付きのセミナーが開催されました！

『獺祭』といえば、“憧れの日本酒”として、
日本国内だけではなく、世界的にも注目されています。
今回は、『獺祭』とはどんな日本酒なのか？ 一般的な日本酒とはどう違うのか？
といった“『獺祭』基礎知識”をはじめ、
『獺祭』が誇るフラッグシップ『磨き　その先へ』や『磨き　二割三分』など
さまざまなシリーズについて、桜井社長自ら徹底解説！
実際に磨かれたお米のサンプルも配布され、“二割三分”のお米の小ささには皆さん驚かれていました。

そしてお楽しみの試飲タイム！ 贅沢に5種類の試飲を行い、味比べだけでなく、チーズや生ハムなど“洋のペアリング”もお楽しみいただきました。

【獺祭　磨き その先へ】
ラベルには伝統美濃手漉き和紙を使用し、文字は山本一遊先生が一枚一枚手書きで揮毫（きごう）されたという、すべての『獺祭』ファンが憧れる逸品。「獺祭磨き二割三分」を超えるものとして造られた『獺祭』の持つ技術、知識の集大成。美しい豊かな香りと両立する綺麗な甘味と味の複雑性・重層性と長い余韻を持っています。

【純米大吟醸　獺祭　美酔】
搾ったあとは一切の加水もせずにそのまま瓶詰めしていますが、なんとアルコール度数は10度。「美味しいものはもっとゆっくり飲みたい」という想いで、香り高くバランスよく造られています。“美酔”と“微酔”をかけて名付けられており、穏やかな酔い心地がお楽しみいただけます。

【獺祭　未来へ　農家とともに】
『獺祭』に使用される酒米・山田錦は、どんなに手練れの農家が栽培しても、等外米が約1割出てしまうそうです。「この等外米を使って、通常の『獺祭』と違う美味しさをもった酒を造りたい」「意味の分かるお客さまに満足してもらえる酒を造りたい」という想いでつくられました。どこまでもきれいな独特の魅力を持ったお酒です。

【獺祭　早田　純米大吟醸　磨き二割三分】
品質を保つために加熱処理をすると失われてしまう美味しさを可能な限り維持し、お酒が本来持つ豊かな風味や味わいを目指したのが『獺祭　早田』です。特許出願技術により、熱を加えることによる酒質の変化を極限まで抑え、搾りたてでしか感じられない瑞々しさを味わうことができます。

【獺祭　純米大吟醸　磨き二割三分】
『獺祭磨き二割三分』とは、米の精米歩合が23％ということ。つまり、外側の77％を精米しています。『獺祭』の基本というべき存在で、華やかな上立ち香と芳醇な味、濃密な含み香、全体を引き締める程よい酸が渾然一体となったバランスの良い逸品。のどに滑り降りていったあとは爽やかな後口の切れを見せ、そこから長く続く余韻が特徴的です。

試飲タイムは普段はなかなか飲めない種類をお試しいただけるとあって、会場も大盛り上がり！ 桜井社長へ直接質問をされる方も多く、終始にぎやかなセミナーとなりました。

「酒造りは伝統的であれば良い、手作業であれば良い、とは思っていません」と語る桜井社長。『獺祭』は「真に美味しい酒は、誰が飲んでも美味しいモノ」という想いで、手作業も、データも、最新の技術も全て手段として使い、最高の美味しさを目指しています。
世界中のさまざまな食と出合い、吟醸酒の世界を広げる『獺祭』ブランドに、今後も目が離せませんね！

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※今回のスキルアップセミナーは、検温、手指消毒など、新型コロナウイルス感染対策を十分にとって開催されました。