現役秘書厳選！東京都内で「掘りごたつ」がうれしい接待店まとめ

昭和14（1939）年、福田家の先代・福田マチが、北大路魯山人に指導を受けながら味・接待を含む幅広く五感での“もてなし”を追及し、旅館料亭として【福田屋】を開業。北大路魯山人はもちろん、川端康成、湯川秀樹、イサムノグチら文化人の多くを魅了してきました。
昭和20年に現在の紀尾井町へ移動し「紀尾井町 福田家」となった後でも、北大路魯山人の『美と味覚との調和』を大切に引き継いでいます。

数々の調度品が彩る数寄屋造りの一軒家には、数寄屋造り・書院造りの個室が計4つ。すがすがしい和の空間で、代々引き継ぐおもてなしの精神と『ミシュランガイド 2019』で二つ星を獲得する、趣向を凝らした日本料理の数々を堪能できます。

大正10年創業の天ぷら店。｢揚げたてのあの美しい色、ほのかな香り、さわやかな歯ざわり、舌にとろける感触、そして全身の五感をうっとりとさせる絶対の美味しさを味わってほしい｣という初代 川部幸吉氏の思いと技を受け継ぎ、磨き続きています。
その日の美味しい食材を最大限に活かすため、最適な揚げ加減を見極めるのは長年の経験のみ。一口食べるとわかるさっくりとした食感、引き出された素材の味……。まさに職人の技が光ります。
天ぷらに合わせたお酒の種類も豊富で、日本酒、焼酎だけでなく、ワインは天ぷらにぴったりな「サドヤ」を創業当時から提供しています。

古き良き日本の民家のような店内は、どこか懐かしさを感じる空間です。
席はすべて掘りごたつカウンター席。職人技が間近で見られるだけでなく、天ぷらが揚がる音は心地よく、食欲を掻き立てます。
最低4名以上でフロアーの貸し切りも可能なので、接待・会食はもちろん、家族利用にもおすすめです。

築地で約90年の歴史を持つ「つきじ治作」。
名物は、鶏本来の魅力を存分に取り込んだ水炊き。創業以来「水炊き番」と呼ばれるたった一人の職人に代々受け継がれ、守られてきた一品です。材料は鶏、玉ねぎ、水のみ。シンプルながら鶏の旨味が凝縮した濃厚な味わいです。
そのほか、毎月メニューが一新され、四季折々各地から厳選した旬素材を使った会席や、専任の板前が座敷で調理し、揚げたてをいただける天ぷら、しゃぶしゃぶ、すき焼きなども楽しめます。

800坪もの敷地には、大小19の部屋が用意され、すべての部屋から広大な庭園と隅田川を望むことができます。個室は4名から120名まで可能。プライベートからオフィシャルなイベントまでさまざまなシーンに利用しやすく、希望により各種芸能の演出も依頼できます。また、ハラールやアレルギーだけでなく、糖質制限などへの食事対応も相談可能です。